はじめに
週末に簡単に首輪を制作しました。
首輪は以前に試行錯誤しながら作った経験があったので、
その首輪を見本にして、大雑把に作ってしまいました。
首輪を手作りしたい方の参考にはならないかもしれませんが、
筆者自身の備忘録として記事にしてます。
前に制作して、使っていた首輪です。
![前に作った首輪](https://meru-to-moko.com/wp-content/uploads/2023/05/E6B98D70-C904-4063-AF24-17F22167A96C_1_105_c-e1684293467699.jpeg)
今月のトリミングでトリマーさんが首輪をつけてくれようとしたのですが、
その時にあまりにもボロボロになっていて、
着けにくそうにされていたので、新しく制作する事にしました。
材料と下処理
材料
![首輪制作の材料](https://meru-to-moko.com/wp-content/uploads/2023/05/2ED96880-9445-4E80-8D06-539883548B10_1_105_c-e1684198607152-300x205.jpeg)
- 栃木レザー1.5mm幅レース
- 美錠金具
- Dカン
金具に関しては、色々と種類をストックしているので購入場所はわかりません。
革レースはこちらで購入した残りです。
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![](https://www18.a8.net/0.gif?a8mat=1ZQXSX+7UT0ZE+2HOM+BWGDT)
150cmで販売されているので、以前リードを作った時の残りだと思います。
革漉きと床処理
![](https://meru-to-moko.com/wp-content/uploads/2023/05/3131E9B2-9C31-4D31-A76B-5B84582BC97D_1_105_c-e1684297811146-300x219.jpeg)
美錠金具を通して折り返す部分を漉きました。
![](https://meru-to-moko.com/wp-content/uploads/2023/05/847FD8D0-FF22-4263-B046-BD1198EFE9F1_1_105_c-e1684299325134-300x206.jpeg)
床面全体を水で処理しました。
処理剤のトコノールは原材料の合成樹脂が気になり使用してません。
身につけて肌にあたる部分なので、今回は全て水で処理してます。
金具取り付け
![](https://meru-to-moko.com/wp-content/uploads/2023/05/2ECA726B-EDAB-4858-8597-17BF16B9B440_1_105_c-e1684299246818-300x201.jpeg)
![](https://meru-to-moko.com/wp-content/uploads/2023/05/296D1BB5-D4FB-4398-A9ED-91EA66A68478_1_105_c-e1684299173572-300x179.jpeg)
美錠を通すための穴をあけました。
ハトメ抜きで2箇所穴をあけて、その穴の間をカッターで抜きました。
![](https://meru-to-moko.com/wp-content/uploads/2023/05/4E597AB6-D625-490D-B196-BE0E681382A6_1_105_c-e1684198548385-300x195.jpeg)
美錠を通した時にバンド留めの存在を忘れていたので、
スクラップレザーの中から適当なのを探して、急遽作りました。
テキトーに切ってボンドで止めただけの簡単なものです。
(写真は接着部分を固定して乾燥させているところです)
念の為、接着部分を縫って補強しようと思ってたんですが、
乾燥した時にすっかり忘れて、そのまま通してしまいました💦
![](https://meru-to-moko.com/wp-content/uploads/2023/05/1407EC70-57B9-48D5-B48B-681A9B9B7E02_1_105_c-e1684299846381-300x199.jpeg)
美錠を通して折り返しカシメで止め、
(この時、美錠の向きに気をつけて下さい)
Dカン、バンド留めを挟んでカシメていきました。
金具と金具の間をきっちり測ったりしてないのですが、
前に作った首輪があるので、それを参考にしてカシメの場所を決めました。
この首輪の場合、折り返しの部分が7cmなので、
目分量でやっても失敗することはないと思います。
コバの仕上げ
![](https://meru-to-moko.com/wp-content/uploads/2023/05/D782C2CA-C325-4BB6-909D-0F0AAEB0E3A5_1_105_c-1-e1684304165478-300x218.jpeg)
金具がない方の端を落としてます。
![](https://meru-to-moko.com/wp-content/uploads/2023/05/04519D17-D057-47EA-8F82-A5DE03FE2028_1_105_c-e1684303660791-300x205.jpeg)
ヘリ落としでバンド全体の角を落としました。
その後、ヤスリがけしてから、水をつけてひたすらコバ磨きしてます。
水なので乾燥が早くて、少しずつしかコバ磨きが進みませんでした。
コバ磨きと床面処理については前に記事にしてます。
床処理もですけど、水だと少しずつで回数を重ねる必要があるので、
結構、大変でした。
![](https://meru-to-moko.com/wp-content/uploads/2023/05/279C3E8B-D57D-46C7-92C7-0FFE12C74037_1_105_c-300x225.jpeg)
ヤスリがけと水磨きを2回繰り返して、最後に捻引きしました。
捻引きはダイソーのグルーガンの部品を貼り付けて熱をかけてます。
詳しく知りたい方は、”フチ捻”、”ダイソー”の単語で検索を掛けて下さい。
文字入れと穴あけ
![](https://meru-to-moko.com/wp-content/uploads/2023/05/CBAC7915-9109-49F5-8154-63FC402C094D_1_105_c-e1684198191773-300x206.jpeg)
美錠を止める穴をあける前にレーザーで文字を入れました。
MERU(名前)の横に電話番号を入れました。
写真では隠してますが、上段に携帯番号、下段に自宅の番号を入れました。
実はボロボロになった前の首輪にも文字入れしてるんですが、
経年劣化で色が濃くなって、全く文字は認識できなくなってました。
今回はナチュラルのヌメなんで、少しは長持ちすると思いますが、
やはり、経年劣化は避けれないので、
万が一の用心なら、金属製などの迷子タグの方が確実だと思います。
それでも文字入れしたのは、単なる自己満足です。
![](https://meru-to-moko.com/wp-content/uploads/2023/05/616F42A1-1C86-4B98-B22F-854C490A0CCE_1_105_c-e1684198283775-300x215.jpeg)
最後に首の周囲に合わせて穴をあけました。
さらに、その穴を基準にして1cmずつ長くなるようにして2穴あけました。
(美錠を止めるための穴は合計3つです)
最後に仕上げのラナパーを全体に薄く塗って完成です。
![](https://meru-to-moko.com/wp-content/uploads/2023/05/1414EEA8-2214-4861-85A5-561B006CA33C_1_105_c-e1684309201823.jpeg)
写真を撮ろうと距離をとっても、すぐに近づいてくるのでインカメラです。
何度か普通に撮ろうとしましたが、諦めました。
おわりに
大雑把に作ったのもありますが、
裁断も縫う必要もなかったので、かなり早く作れたと思います。
材料さえ揃っていれば、簡単に作れるアイテムの1つだと思います。
まぁ、需要は限られますが…。
唯一、気を付けるとしたら、美錠を取り付ける時に向きに注意するくらいです。
今回、文字入れのところは、かなり簡単に説明してますが、
また、機会があれば刻印関係の記事もアップしたいと思います。
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