昨日、自分用に作っていた懐紙入れが完成しました。
自分用の懐紙の柄は招き猫です。
前の作業では、パーツを貼り合わせて一旦終了してました。
今回はその続きで、ネジ稔で一周ぐるりとガイド線を引き、
菱目打ちをガイド線の上に押し付けて目印にして、
菱キリで一穴づつ縫い穴をあけていきました。
我が家は集合住宅の5階の為、
めんどくさいですが、この手法で穴をあけてます。
一応、ドリルスタンドを改造したハンドプレスもどきもあるんですが、
イマイチ、使い勝手が悪いので、
菱キリであけることが多いです。
作りが単純なので、今回この穴あけ作業が、唯一神経を使いました。
ちゃんと真っすぐ突かないと、裏面のステッチがガタガタになるので…。(何度か経験済み)
今回は比較的綺麗に穴あけができました。
穴あけは神経を使いましたが、縫うのは結構ちゃっちゃとやっつけました。
糸の色を迷ったんですが、
シニューのナチュラル色では浮いてしまいそうで、
同系色の青シニューも考えたんですが、
色の変化がある麻糸が目についたので、
久しぶりに麻糸を使ってみる事にしました。
地味に色が変化してるのもいい感じかなっと気に入ってます。
柔らかい革を使っているので、マチが無くても結構いい感じで収まってくれてます。
次作るなら、この形でタンニン鞣しの素材を使って、
カードケースの時のように、ウォーターフォーミングで作ってみたいですね。
コバの処理は無しでも良かったんですが(自分用なので)
一応、CMCで軽く磨いたあと、アイロンをサッとあててます。
コパスーパーも塗ろうか考えましたが、
白、茶、赤、黒しか持ってなく、
どの色もイマイチな感じがしたので止めました。
一応、納得いく物ができたので、
今回作った懐紙入れの型紙データをUPします。
そんなに需要はないと思いますが、
何かの参考になるかもしれないので…。
懐紙を入れて折りたたんだ時に、結構、ギリギリだったので、
本体の長辺を5mm~10mm位長めにしたほうが良いかもしれません。
今回使用してるのは、本体もポケットも1.3mm位の厚みのソフトレザーです。
素材性質や厚みによっても微調整が必要になりますので、
あくまでも参考程度にお考え下さい。
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