持ち手をどうしようか迷ってるうちに、考えるのがメンドーになり、
胴体と同じ革で丁度良い長さの切れ端があったので、
それを切ってカシメて止めるだけなら楽かなっと思ったんですが、
なかなかレザークラフトは楽は出来ないものです。
床面が着色されていないので表と裏の差がなんか気になりすぎるので、
茶色のトコノールを使って処理しました。
表裏の色の差がマシになったんですが、
一応、手で持つ部分ですので色止めの為にレザーコートを塗りました。
乾いた後、25mm×600mmに2本裁断してコバを磨きました。
茶色のトコノールを使っているので、ミニアイロンを使用してワックスも塗りこみました。
600mm×4ですから一番手間が掛かった部分です。
本体と持ち手のカシメを打つ部分に印を付けて、
セラフィーニテープ(のび止め)を裏側に貼って、
12号のハトメ抜きで穴をあけてから、接着して仮止めし乾燥させ、
12mm頭の両面カシメを打ち込んで取り付けました。
手を抜こうとしたんですが、そんなに手を抜けた気がしません(^^;)
(縫うのも嫌だったんですが)
床面を茶色のトコノールで仕上げる形にしたんですが、
2mm程度の厚みだと少し頼りなく感じます。
やっぱり、4mm厚くらいのヌメ革を用意すれば良かったかなって思いました。
今回は、これで良しとしておくことにして、
ラナパーを全体に薄く塗って完成させたました。
母親に渡したら、それなりに気に入ってくれたようです。
文句の多い人なんで、後から色々くるかもしれませんが…。
ポケットが無いから不便とか絶対に言われそうな気がしてます(^^;)
シンプルとはいえ、バッグなんでやっぱり手間がかかりますね。
もう一つくらい同じのを作れる材用が残ってますが、しばらくはやりたくないですね。
ヤフオクで落札した5000円の半裁革ですが、
この母親用と自分用と2つのトートバッグが作れたので、元は取れたかなって気がします。
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