コバ・床面・銀面
レザークラフトをやっていると一番よく使うのが、
コバという言葉ではないでしょうか?
著書も始めた時は、コバ?磨く?って感じでした。
わかってみれば、単なる部分的な名称なんですけどね。
簡単なので写真を使って、
手っ取り早く説明していきます。
銀面
銀面は革の表面のことです。
別に表面って言えば良いのにって最初思ってました(笑)
写真はサドルレザーのナチュラル色を使ったので、
少しわかりにくいかもしれませんが、表面です。
床面
床面は革の裏面です。
表面=銀面に対して裏面=床面です。
こっちはトコとだけ呼ぶこともあります。
銀面と違って、繊維が毛羽立っているので下処理をして使うことが多いです。
コバ
コバは革の断面(切り口)です。
また、後日説明すると思いますが、
コバの処理はレザークラフトで、
一番こだわりと個人差がでてくるところです。
非常に手間がかかる作業なんですが、
ここをしっかり処理することで仕上がりが違ってきます。
ただ、一般的には気付いてもらえないような差なので、
個人的には耐久性の面から、
コバ磨きはしますが、多くて2回くらいしか重ねません。
固まってればいいんです。
最後に
レザークラフトだけじゃないと思いますが、
その分野独特の専門用語があって、
やっていくうちにわかってくる事もたくさんありますが、
道具の名前や、使用用途など、
今でもわからないことに出くわすことが頻繁にあります。
コバ・床面・銀面は基本用語なんですが、
一般的には知られていない言葉だと思うので紹介しました。
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